ネットショップ開業前に知っておいた方が良い知識<ネットショップコラム第3回>
ネットショップを開業前に知っておいた方が良い知識についてよく質問をされますが、なかなか回答が難しい質問です。
HTMLやCSSなど技術的な知識は優先度が低め
一番の質問がHTMLなどの知識があった方が良いですよねと聞かれます。確かにあった方が良いという点では間違いはありません。ですが、ネットショップは簡単に開設できるサービスがたくさんありますので、運営にあたっても高度な知識はいりません。
時間があるときにすごく基本的な本を一冊読んでおけば十分です。例えば、右のようなホームページ超入門といった本で十分です。なお、こういった簡単であっても技術書を買う場合には販売から2年以内くらいのものを購入するようにしてください。技術は日々変わっていきますので、基本的には新しい方が良いです。ただ、新しいことと良い本は別ですので、2年以内を目安にしてください。
何よりも商品知識と競合ショップの研究が一番大事!
一番大事なことは商品知識と競合ショップの研究が一番大事です。このこと以外は外注、外部委託をすることができますが、商品をどのように売っていくのかということはショップオーナーにしかできない仕事です。
特に競合サイトは、どのようなところから顧客を集めているのか、商品をどのように説明しているのか、Blogではどのような記事を書いているのかなどを十分に検討して、自分のネットショップの特色を出すとともに、良い点については勉強をさせてもらいましょう。
SEO<検索エンジン対策>に関する知識は必要
ネットショップの集客は、SEO(検索エンジンからの流入)と広告が軸になります。検索エンジンからの流入はコストがかかりませんので、強化していきたいところです。
SEOには、大きく以下の2つの要素があります。
・ネットショップ(ホームページ)全体の技術的な作り
・商品説明やBlogなどの記事の作成方法
ネットショップの場合、「ネットショップ(ホームページ)全体の技術的な作り」については、ネットショップ開設サービス側でされていることが多く、ネットショップオーナーが変更することもできますが、技術的な難易度が高いです。また、変更を後からすることもできます。
最初は、「商品説明やBlogなどの記事の作成方法」を学ぶ方が良いでしょう。こちらは一つ一つの商品説明の作成や記事作成に関係がしていきます。こちらは後から修正する際にはすべての商品や記事を書き直すことになりますので非常に大変です。
その点でオススメの本は「SEO対策のための Webライティング実践講座」です。
ネットショップのオーナーはエンジニアやデザイナーではありません。そういった類の仕事もできるに越したことはありませんが、何よりも商品のことをよく知り、どのようにすればお客さんに売れるかということを考えることに注力していきましょう。
Umidassでは、ネットショップ開業、運営コンサルティングをしていますので、お気軽にご相談ください。