賃貸オフィスとコワーキングスペースの価格比較

賃貸オフィスとコワーキングスペースの価格比較

豊中市や、近郊の箕面市、池田市、吹田市など北摂地域で賃貸オフィスを借りる場合と、コワーキングスペースを利用する場合の価格を比べてみました。

賃貸オフィスとコワーキングスペースの価格比較

賃貸オフィスを借りる場合には、賃料だけでなく、さまざまな費用が発生します。

賃貸オフィスを借りる際に必要な費用

まず、オフィススペースを借りるということだけでかかる費用として、下記のようなものがあります。

  • 保証金(賃料の1~12ヶ月分)※退去時には、原状回復、償却費を精算の上返金される
  • 礼金(賃料の1~2ヶ月分)
  • 前家賃(賃料の1~1.5ヶ月分)
  • 前管理費(管理費の1~1.5ヶ月分)
  • 仲介手数料(賃料の1ヶ月分)
  • 火災保険料(1万~)
  • 保証会社利用料(賃料の50~100%)※不要な場合もあります。

1~2人で利用する想定のオフィス賃料は、豊中や北摂地域では、5~10万円くらいが相場のようです。間の7.5万円として、幅のある金額部分を最低金額としても、上記金額を合計すると初期費用で約50万円となり、月々のコストとして家賃+管理費で、8~10万円弱が必要となります。加えて、看板利用料や、鍵交換費用などで数万円が必要な場合があります。

賃貸オフィス利用時に購入が必要となるもの

事業を運営するうえで、必要となるものとしては、机や椅子などは誰もが必要と思いますが、細々としたものが必要となってきます。

  • 机・椅子(数万円~)
  • 電話回線
  • ネット回線
  • 複合機(リースだと月1万円~)
  • 棚、本棚等の什器(数万円~)
  • 事務機器(テプラ、ラミネーター、裁断機etcなどで数万円)
  • コーヒーメーカーやカップ等(来客用)

ここまでが最低限必要なものですが、実際には、さらにハンガーラックや観葉植物、湯沸かし器、電子レンジ、加湿器など細々したものが必要となってきます。ネット回線や電話回線には初期工事費が必要となります。

オフィス家具などを中古品やリサイクルショップなどで揃えても、初期費用で約30万円~50万円かかり、回線費用などで月々3~5万円程度が必要となります。

まとめると、賃貸オフィスを借りる場合の初期費用が、約80~100万円、月々のコストが10~15万円となります。

加えて、会議室などが必要な場合には、大きな面積のオフィスを借りるか、オフィスビル内や近隣の会議室などをレンタルする必要があります。

コワーキングスペースを利用する場合に必要な費用

Umidassの場合、入会金2,000円+月額料金9,800円(フリープランの場合)で、上記で揃える設備の電話回線を除いてすべてが利用できます。

追加となる可能性のある費用としては、下記のようなものがあります。

  • Umidassの住所を事業利用(郵便受付)したい場合:月々5,000円
  • Umidassの住所で登記したい場合:月々10,000円
  • 人を雇用する場合:1人毎に月額料金が発生
  • 会議室を利用する場合:1時間毎に1,000円
  • 電話代行サービスを利用する場合:月々1,880円~

登記利用で利用したとしても、初期費用は入会金の2,000円+月々のコストが2万円程度となります。

 

初期投資、固定費の差額で、年間で200万円

上記をまとめると。

賃貸オフィスを借りる場合は、初期費用約80~100万円、月々のコストが10~15万円

Umidassを借りる場合は、初期費用は2,000円+月々のコストが2万円程度

ざっと計算すると1年間で200万円の差額がでます。仕事の売上の原価とはならない部分で200万円の差額は非常に大きいと思います。

従業員がいても、オフィスに常駐しないならUmidassで十分

コワーキングスペースは、1人あたりの利用料となりますので、従業員が増えると利用料があがります。ですが、従業員がほとんど外回りというように常駐しないのであれば、従業員の利用料は回数券やビジター利用で賄うことができます。

コワーキングスペースと賃貸オフィスの大きな差は他人がいるということ。この点をメリットと考えるか、デメリットと考えるか

コワーキングスペースと賃貸オフィスを比較した場合の費用面以外の一番大きな差は他人がいる共用スペースだということです。

この点をメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは、事業主の考え方や事業内容によって変わります。

大きなメリットとしては、閉塞感が無くなります。社長+1~数名の従業員の会社で働くとわかりますが、非常に閉塞感があります。毎日、小さなオフィスで同じ人と顔を合わせることになります。誰かが仕事のミスなどで叱られた後などは最悪の空気感の中で仕事をしないといけません。また、最新情報のインプットも情報を持ち寄る人が少ないのでほとんど新しい情報が入ってきません。その他にも仕事上、困ったことがあれば、他の利用者に相談をして、解決をするということも発生します。

一方で、デメリットとしては、他人の目が気になるタイプの人や仕事の場合です。特に個人情報や機密情報などを多く取り扱う事業の場合には、誰かの目に触れてしまうかもしれないというリスクが出てきます。事業内容によっては、コワーキングスペースをオフィスとしていることが顧客からの信用を失う可能性もあります。

 

コワーキングスペースに興味を持った方は、気軽に見学や利用をしてみてください。賃貸オフィスは、契約をして、仕事ができる環境を作ってからでないと利用することができませんので、お試しで利用というわけにはいきませんが、コワーキングスペースの場合には、Umidassに限らず一時利用がいつでも可能なスペースが多いです。Umidassの場合には、1時間200円で利用できますので、お試し利用という形で気軽に利用していただけます。

 

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