酉年の締めを飾るのは、十円玉と一万円札に共通するものです♬
日本の通貨のうち十円貨幣と一万円券に共通するもの・・・。
そう、それは平等院鳳凰堂の鳳凰像なんです! 「平安時代に関白藤原頼通によって建立された」と学校で習いましたよね。
十円玉の表面図柄が平等院鳳凰堂なのは有名だけど、一万円札って福沢諭吉しか思い浮かばないわ・・・。
ですよね・・・。確認したくても、おすみどん同様にお財布に一万円札がない方は『国立印刷局のお札の基本情報』をご覧ください。こちらによると、一万円札の裏面図柄は「平等院鳳凰堂に据えられている鳳凰像」となっています。
平等院鳳凰堂は平成26年に大規模修理が終わりました。以前の鳳凰像は、まさにこの裏面図柄のような色合いでしたが、大規模修理後は金色となり、太陽光を浴びると美しさが際立ちます。ちなみに、取り換え前の鳳凰像は平等院ミュージアム鳳翔館で見られます。
鳳凰像
鳳凰像は、鳳凰堂(阿弥陀堂)の屋根に1対(2羽)据えられています。写真1枚目が一万円札と同じ右向きアングルです。
鳳凰堂(阿弥陀堂)
続いては、その鳳凰像が据えられている鳳凰堂(阿弥陀堂)です。極楽浄土の宮殿をモデルにしたと言われています。そして、次の写真が十円玉と同じアングルです。ぜひ十円玉と見比べてください。よく見ると、どちらも屋根に小さく鳳凰像が見えますよ。
鳳凰堂(阿弥陀堂)は正面アングルばかりがよく知られています。アングルを変えると、また違った印象を受けます。
平成29年も早いもので、あと2週間ほどとなりました。そして、「今年は酉年!トリ繋がりで姫路城ビフォーアフターです♪」で始まったおすみどんのブログも、トリ繋がりの「鳳凰」で締めくくることができました。どうもありがとうございました。
来年もUmidassをよろしくお願いいたします♬