ネットショップは儲からないというコラムを書きましたが、実際にネットショップには実店舗にはないメリットがあります。今回は、ネットショップならではのメリット紹介です。

ネットショップの本当のメリット、強みは変動費の割合を大きくできること

ネットショップの本当のメリットは、店舗運営にかかる費用の多くを変動費にできることです。コスト的なメリットは大きくあげると下記の3点です。

・開店コスト、2店舗目、3店舗目や店舗拡大が低コストでできる。

ネットショップは開店コストが実店舗に比べると非常に安くすみます。また、1店舗で十分と考えられるかもしれませんが、売上をあげていくためには実は多店舗展開が有効となります。実店舗のように1店舗目と別の地域に対して1店舗目と同じ店舗を増やすということはできません。ターゲットを変えた店舗を増やしていくことになります。多店舗展開にあたっての開店コストは非常にリーズナブルにできます。

・人件費が安くできる/仕入れ、倉庫、発送などを外注化することで変動費になる。

ネットショップは実店舗と違い店員が必要ありません。その点人件費は安くできます。ただ、一方で24時間365日、商品が売れ、問い合わせがきますのて実店舗とは違う人員配置が求められてきます。

また、商品を倉庫会社に預けて、検品、在庫管理、発送を外注化できます。そのことで倉庫代や発送にかかるコストを変動費にできます。この点は非常に大きなメリットの一つです。

・撤退コストが不要。

あまり取り上げられることがありませんが、撤退コストはほとんど不要です。(もちろん在庫などのコストは発生しますが。)実店舗の場合には店舗の原状復帰を求められるケースが多く、スタッフの雇用の問題もあります。撤退コストが安くつくため、新しいターゲットに合わせた店舗運営にチャレンジしていけるというのは強みです。

実店舗と比較したネットショップのデメリット、弱み

では、逆にネットショップのデメリット、弱みです。

・店舗を知ってもらうための広告費

ネットショップを運営を始められる方がもっとも気づいておられないのが、広告費です。実店舗の場合にはお店の存在自体が宣伝となりますが、ネットではなかなか存在することに気づいてもらうことができません。

ネットショップの売上に対する広告費の割合に関するソースは見つからないのですが、一般的に15~20%と言われます。

日経広告研究所が出している『有力企業の広告宣伝費』によると、通販/サービス業界が約15~20%と言われています。この数値がネットショップの広告費の割合に近いと考えられます。

別の『電通:日本の広告費』という資料によると、流通・小売業で7%、外食で5%となっていますので、約10~15%ほど広告費の割合が大きいことがわかります。

 

お客様の顔が見えないことに起因する問題

ネットショップではショップに訪れた人の反応や購入された方の反応がほとんどわかりません。

実店舗では実際の反応を見て、商品ラインナップ、レイアウト、価格などの見直しができますが、ネットショップではなかなかできません。アクセス解析によってわかることもたくさんありますが、実際のお客様の顔が見えることと比べると情報量は少ないと言えます。

また、顔が見えないことによるトラブルも多くあります。

 

ネットショップと実店舗を構えるのではまったくアプローチが変わってきます。ですが、お客様に来ていただき、喜んでいただけるお店が一番であることには変わりません。

Umidassでは、ネットショップ開業、運営コンサルティングをしていますので、お気軽にご相談ください。

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投稿者プロフィール

Umidass代表
Umidass代表
コワーキングスペースUmidassの代表です。
大学を卒業後、システム会社、マーケティングリサーチ会社など数社の転職を経て、京都のWebコンサルティング会社に10年勤務。大規模ECサイトの開発に携わってきた。会社を退職後、個人でネットショップの運営などを経て、株式会社エッグレイ、コワーキングスペースUmidassを設立。コワーキングスペースUmidassのある安楽寺の副住職でもあります。